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フェルメールの作品が2点出品されている都美術館の「マウリッツハイス美術館展」と同時開催の「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館)でもフェルメールが1点出品されています。《真珠の首飾りの少女》です。
観客動員では都美術館の《真珠の耳飾りの少女》が圧勝でした。都美術館では今日(8/30)入場者50万人を突破しました。ちょうど2ヶ月での大台突破です。
西洋美術館は8月9日に約2ヶ月で20万人でした。真珠の飾りの2枚の少女を比べると、「耳飾り」の方が強烈な印象を与えて観る人を魅了したことがよくわかります。
西洋美術館では入場待ちの列はありませんでした。館内はやや混んでいましたが、都美術館ほどではありません。
出品点数は100点余で都の倍以上です。15~18世紀のイタリアと北方の両方の美術を比較して観ることができるように構成されています。油彩画だけでなく彫刻や素描などもかなり出品されています。
第4章の17世紀 絵画の黄金時代 では、ルーベンス、ロイスダール、ヤン・ステーン、フェルメール、レンブラントなど都美術館と重なります。
素描は地味ですが、ミケランジェロやボッティチェリなどの貴重な作品は一見の価値があります。
主な作品については公式サイトをごらんください。
http://www.berlin2012.jp/tokyo/index.html
8月25日(土)…夜のジュビロ応援の前に、昼間は美術館巡りです。まずは今一番人気の都美術館へ。リニューアルオープン記念の「マウリッツハイス美術館展」です。フェルメールの《真珠の耳飾りの少女》が観られるとあって午前11時過ぎの会場は入場30分待ちの行列でした。約20分待って入場しましたが、予想通り会場内はかなりの混雑でした。
お目当ての《真珠の耳飾りの少女》を1㍍まで近づいて観るコースは長蛇の列。間近に観ることはできますが立ち止まって観ることはできません。私は少し後ろから自由に見ることにしましたがゆっくり観ることができて正解でした。
白い絵の具を重ねた真珠が光っています。目や唇などと比べてみると3㎝以上ある巨大な真珠であることがわかります。じっとこちら見つめている眼が強い印象を与えます。この絵の前に立つ人はすべてこの少女に見つめられていることを実感するでしょう。両方の瞳にさした光の点が効いています。
半ば開いた唇は観る人になにかを語りかけようとしている風情です。美しい少女が眼と唇で語りかけてきます。
ターバンの青が美しい。フェルメール特有のラピスラズリを原料としたウルトラマリンブルーです。
画面に描かれているのは少女の上半身だけです。黒い背景には何も描かれていません。観る人の視線が少女に集中するのは当然のことです。
光は画面の左、やや斜め後方からさしています。陰になるはずのマフラーの末端部分にはしっか光が当たっています。
いつまでも観ていたい名画の一つです。
フェルメールの作品はもう一点、最初期の歴史画《ディアナとニンフたち》が出品されています。
マウリッツハイス美術館(オランダ・ハーグ)は17世紀オランダ、フランドルの絵画を中心として質の高いコレクションを有しています。改修工事に入るため大量の名画が貸し出されることになりました。
今回の出品作品は48点で必ずしも多くはありませんが、フェルメール2点のほか、レンブラント6点、ルーベンス2点、ヴァン・ダイク、ブリューゲル、ライスダールの風景画3点、ヤンス・ハルス3点など充実した内容になっています。
印象に残った作品…レンブラント《自画像》 ルーベンス《聖母被昇天(下絵)》
ライスダールの風景画、ブリューゲル《万歴染付の花瓶に生けた花》などです。
主な作品の画像は公式サイトでどうぞhttp://www.asahi.com/mauritshuis2012/
見終わった後猛暑の上野公園を散策して不忍池方面へ。
公園内交番付近から見たスカイツリー 公園内にスターバックスがオープン
ランチは黒船亭で タンシチュー。とろけるようなタン赤ワイン風味で満足
25,26日の二日間、千葉・東京へ出かけました。第一の目的は柏スタジアムでジュビロ vs 柏レイソル の一戦を観戦することでした。レイソルの熱烈なサポーターで柏在住の家族がチケットを用意してくれたので5人で観戦しました。
座席はバックスタンドの柏サポーター席です。前後左右全て柏サポーターに囲まれての観戦は疲れました。山田が前半5分にみごとなループシュートを決めて先制しても周囲に遠慮して拍手もできず、28分に駒野がFKで追加点をあげても「アッ」と小さく声を出しただけ。後半33分に前田が3点目を決めた時は「よし!」と出かかった声を飲み込みました。
ジュビロのゴールシーンをねらうのも遠慮したので一眼レフは持参せずです。
ゲームを楽しむためにはやはりホームで気楽に応援しながら観戦することです。
ゲームはジュビロがパスをよくつないで全体を支配しました。前線でのチェックも厳しく、最後までよく動きました。あと2,3点取れたゲームでした。
レイソルは前半18分にCBの近藤が山田へのファールで一発退場になったことから厳しい展開を迫られたこともあり、パスやシュートが精度を欠くなどできのよなくないゲームでした。
レイソルに完勝したジュビロは勝ち点37で4位に浮上しました。首位の広島が負けたために勝ち点差は6、2位の仙台とは5差、3位の浦和とは4差です。これまでに3分の2が終わり残りは11試合。上位は混戦状態でいよいよこれから優勝を目指して激しい戦いが始まります。次節は首位広島とホームで対戦。天下分け目の戦いになります。
㊧:アウエイゴール裏とメインのアウエイ席を埋めたジュビロサポーター
㊨:レイソルのネット裏。2階建てになりました。
㊧:元レイソルの菅沼実。選手紹介の時レイソル席から大きな拍手を受けました
㊨:水分補給の駒野
このスタジアムはピッチがスタンドのすぐ目の前で臨場感抜群です。
浜松は音楽の町であり、ジオラマの町です。その浜松で第1回浜松ジオラマグランプリが開かれています。ジュニアまで含めてアマチュアの作品数十点がテーマ浜松の部門、ジュニア部門、ノンジャンル部門に分かれて展示されています。
㊧:《ギョッ!?the浜松》。餃子だけが実物大です
㊨:ピアノの町浜松。リストは8本の腕を持つ超大家です
昭和の時代
ジュニア
㊧:浜松は日本一のガーベラ産地です
㊨:《アクトシティがある前は》 右下が浜松駅。左上が松菱
ノンジャンル
いずれの作品もみごとなできばえです。会場では来場者による人気投票が行われています。 その結果も参考にしてグランプリが決まります。発表は展示最終日の26日です。会期はあと2日。どうぞお出かけください。
会場は遠鉄百貨店6階のギャラリー ロゼです。
夏休みの子どもたちをターゲットにした企画展です。19日の日曜日の午後、会場は親子連れで賑わっているように見えました。実際はそれほど多くの入場者ではなかったのですが、なにしろ会場が狭いので混んでいるように見えます。1階のホールが展示会場です。壁面と展示ボードに数多くの展示パネルが掲示されています。子どもたちの目を引くように、ホッキョクグマの剥製や極地に住む動物たちの剥製が展示されています。
南極観測隊コーナーや地球温暖化の説明パネル、オーロラの映像らしいものもありますが、文字の多いパネルの前は通り過ぎて行くだけの親子たち。
ただ一つ行列ができていたのは「氷族館」です。水族館であれば水槽の水の中を泳いでいるはずの魚たちを大きな氷塊の中に閉じこめたものです。この展覧会の最大の目玉でここに入るために列をなしていました。待つこと15分、ようやく中に入ることができました。ドアの奥は三方が氷の塊でそこに様々な魚が閉じこめられていました。中は大人と子ども10人が限度。室温-十数℃の「氷族館」滞在は60秒で次のグループと交代です。
入場者が3万人を超えたということなので興業としては成功したのでしょう。しかし残念ながら展示に工夫がなく、観る人の印象に残るものが少なかったように思います。浜松科学館で9月2日まで。
元気なシニアのネットをつくるASNの会(アクティブ シニア ネット)では毎月「男の料理教室」を開いています。これまでお誘いを受けながらなかなか日程が合わないで参加できなかったのですが今回ようやく参加できました。会場は新津公民館調理室です。
この料理教室はメンバーが毎月一人ずつ担当してレシピを考え材料を仕入れます。今日の第44回はKさんの担当でした。炊き込みご飯という以外事前の情報はなく、会場へ行って今日のメニューが初めてわかりました。そのレシピです。
(画像をクリックすると大きくなります)
参加者12人を3人ずつ4班に編成して、まずはじめにレシピによる手順と食材の説明です。
メニュー: 1 ごぼうご飯 2 冷やし鶏肉 3 ゴーヤの酢味噌和え
3人で手分けして下ごしらえをしました。私以外の皆さんは手慣れたもので作業は順調に進みました。
できあがりました
夏向きの食材を使った脂肪分の少ないヘルシーなメニューで好評でした。担当のKさんはかなり苦労してレシピを考案し、材料を仕入れたことと思います。
初めての参加で緊張しましたが、皆さんの助言をいただいてなんとか役割を果たすことができました。家庭ではまったく料理をしない私ですが、次回からは料理を楽しむことができればと思っています。
浜松出身のジオラマ作家山田卓司氏の作品を展示する浜松ジオラマファクトリーで、山田氏の作品に加えて二人の作家の作品を公開する特別展が開催されています。
山田卓司の作品
懐かしい昭和の情景を表現したシリーズで有名ですが、そのほかに怪獣、アニメ、ミリタリーなど幅広いジャンルの作品があります。
昭和の情景
ウルトラマンシリーズ
ウルトラマン vs ガボラ ウルトラセブン vs キングジョー
山本日出男の作品
北極館:旭山動物園がモデル 右は水面下の部分の表現。左の画像の下部から撮影できます
奥川泰弘の作品=クルマ情景シリーズ
三者三様で主題、制作方法などいずれも異なります。第一人者である山田の作品だけでなく、40代の二人の作品もなかなかみごとです。
会場は浜松駅から近いザザシティ中央館3階です。写真撮影の可否は作品ごとに示されています。上の写真はいずれも撮影可でした。
特別展は9月1日まで開催されています。
なお、明日20日から26日まで遠鉄百貨店6階ギャラリー ロゼで第1回浜松ジオラマグランプリが開催されます。120点以上が出品され、市民による人気投票も行われます。(22日は休館日)
浜松は「音楽の町」であり「ジオラマ」の町です。
後期の募集要項が8月1日に発表されました。公開される科目は98です。
一覧表をクリックすると大きくなりますが、大学の公式サイトではPDFで見ることができるようになっていますのでそちらをご覧ください。http://www.suac.ac.jp/news/topics/1017.html
大学の事務室で出願に必要な書類を配布しています。公開科目のシラバス(講義概要)も同時に配布されますのでそれを見て科目を選択することになります。シラバスには①テーマ ②授業の目標 ③授業の方法 ④半期15時間の授業計画 ⑤テキストや参考書などが記載されています。
出願の受付は20日から24日までです。
さて…私自身は今期の聴講科目を思案中です。これまで7年14期で24科目修了しました。選択の余地が次第になくなってきました。
聴講生の皆さんは現役の学生と一緒に最新の学問を学ぶことで知的な刺激を受けています。その数約140人。7割が女性、60代以上が6割です。
大学の先生との飲み会や巡検、聴講生の仲間とのいろいろな出会いとおつきあいも楽しみです。
もう20年以上続いている毎年恒例の阿多古川での川遊びの日です。8人が車3台に分乗して天竜へ向かいました。ところが浜北区に入った頃から雨がひどくなってきました。先行の1台からものすごい雨で車の前方がよく見えないという連絡がありました。そこで急遽予定を変更して弁天島の渚園へ。
南の方の空は明るく、雨の心配はなさそうでした。渚園は浜名湖が太平洋とつながっている今切口に近い埋め立て地です。湖岸に面したところにオートキャンプ場やバーベキューのできる広場があります。
キャンプ場では何組かの家族やグループがキャンプをしていました。バーベキューを楽しんでいる人たちも20組以上ありました。
浜名湖の水に足を入れてみましたが生暖かい感じでした。遊泳は禁止されています。
阿多古川の清流で遊ぶことができなくて残念でした。今日の阿多古川はかなり水が出て、清流ではなく濁流になっていたかもしれません。
渚園は晴れ間が見ていい天気でした。目的地を変更して正解でした。雨のため阿多古川をあきらめて渚園に変更したのは二度目です。
浜松市全域の防災委員研修会には市内全域から1000人以上が参加して、会場の浜北文化センターはほぼ満席でした。
講師は(株)まちづくり計画研究所所長の渡辺 実氏。
はじめに昨年3.11に宮古市田老を襲った14㍍の津波の様子が上映されました。これが伏線です。
日本はもはや3.11以前には戻れないとのこと。
その理由の1は日本列島が現在巨大地震の活動期にあることで、首都直下型地震や南海トラフ巨大地震のおそれがあること。
その2は福島第一原発による放射能汚染
近い内に国から巨大地震の被害予想が発表されるもと思われる。最悪の事態にどのように対応するかが課題である。
想定される巨大地震は…
南海トラフの4連動地震です。4連動とは…東海・東南海・南海・日向灘の4つの地震が同時に発生するというものです。聞いただけで恐ろしくなります。
この地震の規模はマグニチュード9、震度7が10県153市町村、津波は最大34㍍、20㍍以上の津波は6都県23市町村を襲うと予想されています。
通常の防災対策では太刀打ちできない事態が想定されます。
浜松は震源地が近いと考えられます。15㍍の津波が数分で到達することが想定されます。最初の伏線は田老を襲ったと同じ規模の津波が浜松を襲うことを示しています。
あきらめない覚悟と、自助、共助の役割をどのようにして強化するか…当面の大きな課題です。
わが町は海抜十数㍍で海岸線からも約10㎞あるので津波の心配はありません。年々増えている高齢者の安全な避難対策を中心にこれからの自主防災のあり方を改めて考えたいと思います。
岐阜県美術館開館30周年を記念する企画展です。ルドンを中心とする象徴派の作品をコレクションとして数多く所蔵している美術館として、得意の象徴派に焦点を当てて精力を傾けた企画展として充実した内容になっています。
国内約20の美術館から出品された作品は50人を超える作家の約180点という大きな規模。そのうちの56点は岐阜県美術館の所蔵する作品です。
「象徴派」とは…1870年頃から20世紀初頭にかけての美術や文学などの芸術運動の一つである象徴主義の実践者の総称です。
モネ、マネ、ルノワールなど絵画の印象派とほぼ同じ時代ですが、印象派が自然を見たままに、あるいは見た印象を忠実に表現しようとしたのに対し、象徴派は人間の内面や夢、神秘性などを象徴的に表現しようとしました。
人物を描いても状況描写や細部を描くことなくその人物を象徴的に表現しています。カリエールの《想い》などがその例です。
象徴派の先駆者であるルドンの作品は《眼をとじて》など30点ありますが、すべてこの美術館のコレクションです。
ジャポニスムが流行した時代で、ドニが婚約記念として描いた《夕映えの中のマルト》や、当時日本かぶれと言われたボナールの《アンドレ・ボナール嬢の肖像 画家の妹》などにその影響が見てとれます。
出品されている主な画家は、展示順に、モロー、ミレイ、ルドン、ゴーギャン、ムンク、カンディンスキー、ドニ、マイヨール、ボナール、ヴュイヤール、ロダン、ガレ、ミュシャ、ロートレック、クノップフなどです。
自分の感じたもの、思想や魂を象徴的に表現した作品から伝わってくるメッセージを受け取るのには時間がかかりますし、作品が多いので疲れます。
世紀末の時代に人間存在の本質を描こうとした画家たちの作品をこのようにまとめて見る機会はなかなかないと思います。貴重な展覧会でした。
主な作品は公式サイトでどうぞ http://www.kenbi.pref.gifu.lg.jp/page3613.php
チラシ
岐阜県美術館
元紡績工場の跡地を「県民文化の森」として整備したということです。図書館には210台収容の地下無料駐車場があります。
美術館レストランのランチ「岐阜宝もの御膳」 おかず10品・円空汁・炊き込みごはんとデザート 1,575円 三段重ねでした
お盆休みに入る前日…往路の東名は小牧ICから渋滞で抜けるのに40分。復路は渋滞もなく各務原の妹の家から2時間で帰ってきました。明日から車での遠出は禁物です。
エルミタージュ美術館(ロシア・サンクトペテルブルク)が所蔵する300万点を超える作品の中から、89点が出品されています。
サブタイトルは「世紀の顔 西欧絵画の400年」。16世紀から20世紀まで世紀ごとに5章に分かれて展示されています。
第1章 16世紀 ルネサンス:人間の世紀
ヴェチリオ、ヴェロネーゼ、ティントレットなどルネサンスの画家の作品16点。
第2章 17世紀 バロック:黄金の世紀
レンブラント、ルーベンス、ヴァン・ダイクなどの巨匠が登場します。22点。
第3章 18世紀 ロココ新古典派:革命の世紀
ユベール・ロベール、プーシェ、ルブランなど20点。
第4章 19世紀 ロマン派からポスト印象派まで:進化する世紀 ドラクロワ、コロー、ルソー、シスレー、ルノワール、モネ、セザンヌ、ボナール、シニャックなど19点。
第5章 20世紀 マティスとその周辺:アヴァンギャルドの世界
ルソー、ドラン、ドンゲン、マティス、ピカソ、デュフィなど12点。
このように見てくるとルネサンスから400年の西洋絵画の歴史をひととおりまんべんなく見せるというこの展覧会のコンセプトがよくわかります。
印象に残った作品は、レンブラントの《老婦人の肖像》、ルノワールの《黒い服を着た夫人》、セザンヌ《カーテンのある静物》、そしてこの展覧会最大の注目作品であるマティスの《赤い部屋(赤のハーモニー)》です。
ヴァン・ダイクの《自画像》は若くて気品に満ちた自身を美しく描いていて注目されます。
色と形の組み合わせを追求したマティスの傑作です。この作品では主題の赤、そして緑、さらに横に並ぶ果物の黄色による構成がみごとです。
その他の主な作品は展覧会の公式サイトでごらんください。
http://www.ctv.co.jp/event/hermitage/
浜松での1年に一度の公式戦。久しぶりに赤ヘルが来ました。しかも予告先発は前田健ということで大いに期待して三塁側内野席へ。前から8列目でフェンスの金網がじゃまになり写真はうまく撮れませんでした。
3回裏に死球から失点、梵のエラーもあってこの回2失点。リードされたまま7回で降板しました。
広島は攻撃もふるわず8回までわずか2安打。5回に押し出しの四球でようやく
1点。なおもフルベースのチャンスに菊地が見逃しの三振でため息が出ました。
わずかに見せてくれたのは期待の若手堂林の二塁打と、9回のラストチャンスに満を持して登場した打撃の天才 前田智徳でした。ランナーを二人置い前田が代打で打席に立った時、三塁側からは大きな歓声があがりました。その歓声に応えて右翼にクリ-ンヒットで打点1。代打専門で打率は0.394という高率です。
結局2-4で痛い敗戦。今夜も打てなくて連敗の広島。2位中日の背中がますます遠のいています。
入場者は16,126人でほぼ満席でした。
猛暑のガーデンパークでは水遊び広場が大人気で大勢の親子連れが水と戯れていました。花壇の方は人影もまばら。作業している人の方が多いくらいでした。
6月19日の台風によって大きな被害を受けた花や木がようやく元気を取り戻していました。
中でもジャカランダが少しだけですが花を咲かせていたのはうれしいことでした。今年は開花は絶望と言われていたのですが…。
立秋を前に秋の花が咲いています
サルスベルリのグラデーション
真夏の花サルスベリの花も色とりどりで美しい
キョウチクトウも負けてはいません
台風の被害から立ち直りつつある風景
ラクウショウ:右半分が再生中 ようやく伸びてきた緑のカーテン
美しい花
園内の風景
ロンドン五輪で日本中が燃える毎日ですが、わが町では恒例の夏まつりに燃えました。
8月4日(土)の夜6時~9時、会場は町内の公園です。
朝8時半に役員をはじめ約70人の町民が集まって会場づくりです。猛暑の中、高齢者も若い人も実によく動いて手際良く作業を進めるのに感心です。
焼きそばはベテランが担当330食 焼き鳥は1000本を焼き上げます
このほかにフランクフルト、フライドポテト、生ビール、ラムネ、ジュース、水あめなど…
焼きそばを求めて長い列 バザー:各家庭から提供された品数百点を販売。売り上げは福祉に寄付します
町民が育てた巨大なスイカとカボチャ。左のスイカは重量36㎏。大人3人がかりで運びました。食用には向かいとのこと。カボチャは中をくりぬいてアンパンマンに。
この夜、ロンドン五輪男子サッカーの生中継があったのですが、町民はそのことも忘れて例年のとおりおまつりを楽しみました。
愛知や神奈川に引っ越したかつての町民が懐かしくてわざわざ来てくれたのもうれしいことでした。
町民の環が広がり、和が深まった夏の夜でした。
8月2日の浜松は気温が33℃を超える猛暑でした。この日、乙女峠付近は25℃、仙石原は27℃、御殿場は29℃で、じっとしていれば汗が出ないさわやかで気持ちのいい日でした。
仙石原の湿生花園でいろいろな花を楽しんだ後、乙女トンネルを抜けて御殿場に戻りました。箱根山麓東田中の「秩父宮記念公園」へ。
秩父宮が1941年から52年まで住まわれた別邸が妃殿下の遺言によって市に贈られたもので、2003年に公園として公開されました。
アメリカフヨウの向こうに見えるのが母屋です。1723年築の茅葺き。
秩父宮メモリアルガーデンでは様々な花が四季折々に咲いています。
富士山 樹空の森:御殿場リゾート富士の郷
御殿場市が2011年4月に開設した富士山をテーマとするリゾートパークです。天空シアターでは大型スクリーンで富士山の成り立ちや四季の情景を学べるほか、富士山に関する様々な資料が展示されています。
子どもの遊べる施設、サクラなど四季の花が楽しめる散歩道など多くの施設があります。
富士山を目の前に仰ぐ印野にあり、隣は溶岩流の洞穴御胎内です。
ビジターセンター 富士山は左の雲の中。モニュメント《富士見定規》は3.776㍍
浜松から箱根仙石原・御殿場往復340㎞。御殿場ICから新東名でわが家まで1時間45分。快適なドライブでした。
新東名駿河湾沼津SAから見た伊豆半島 乙女峠駐車場からわずかに見えた富士山
夏の日の一日、箱根・御殿場にドライブしました。目的は3つ。①箱根湿生花園
②秩父宮記念公園 ③富士山樹空の森 です。
箱根町立の湿生花園では湿地帯の植物200種のほか、草原・林・高山植物など1100種など全部で1700種もの植物が四季折々花を咲かせています。
これ以外にも多種多様な植物があります。全国各地や海外の植物もあります。本来箱根にはない植物も多くその場合はその旨の記述があります。
ある意味では植物のデパートで、ここへ行けば数多くの植物が見られます。ただし、本来の植生からは異なった環境であることを理解する必要があります。
これだけの名品がなぜ日本にないのか…1点1点見るたびにため息が出る思いです。ボストン美術館が所蔵する10万点を超える日本美術のコレクションの中から、日本にあれば国宝や重文に指定されるクラスの名品66点が来日しました。ビゲローのコレクション寄贈100周年記念です。ボストン美術館では過去5年にわたってこれらの美術品の修復を行いましたが、この展覧会でその成果を見ることができます。
すでに東京国立博物館での公開を終えて名古屋に巡回してきました。名古屋ボストン博物館は会場が狭いために前期と後期に分けての公開です。名古屋ではすでに6週目に入っていますが、会場はかなりの混雑でした。
第一章の「仏のかたち 神のすがた」9点のうち、《法華堂根本曼陀羅図》は8世紀奈良時代の作とされ、ボストンのコレクションの中でも特に重要なものとされています。変色や剥落が著しいのですが、釈迦の法衣の鮮やかな朱が際だっています。
第二章は 「海を渡った二代絵巻…《吉備大臣入唐絵巻》と《平治物語絵巻》です。
日本にあれば間違いなく第一級の国宝です。
この2つの絵巻の全巻が出品され、会場ではその一部を見ることができます。ここでは列整理が行われており、長い行列の後ろについて列が進むのを気長に待つことになります。
教科書でもおなじみの絵巻物はいずれも人物や情景描写に優れておりみごとです。平安や鎌倉の雰囲気がそのまま伝わってくるような感じを受けます。
第三章9点 「静寂と輝き 中世水墨画と初期狩野派」
伝狩野雅楽助《松に麝香猫図屏風》は初期狩野派の墨絵淡彩で麝香猫の毛並みが美しく描かれています。松、鳥、花など後の狩野派につながるみごとな描写です。
第四章9点 「華開く近世絵画」
ここでは長谷川等伯、土佐光起、伊藤若冲などおなじみの画家が登場します。中でも長谷川等伯の《龍虎図屏風》は対峙する龍と虎が水墨で描かれており迫力があります。等伯晩年の代表作の一つです。
第五章6点 「奇才 曽我蕭白」
すべて曽我蕭白の作品です。展示会場の最後を飾るのがこの蕭白コーナー。
その目玉はなんと言っても《雲龍図》です。8面の襖絵で、縦165.6㎝、横幅は10㍍80㎝に及ぶ大作です。その中央部右に巨大な目玉の龍。迫力満点です。
その他の作品は人物描写、情景描写などに蕭白特有のユーモラスな表現や大胆な描写があり楽しく見ることができます。
5月に千葉市美術館で蕭白展を見たのが非常に参考になっています。蕭白を初めて見た人は驚いたかもしれません。
前期は9月17日まで、後期は9月29日から12月9日までです。チラシでは総入れ替えとなっていますが、実際は前・後期通じて出品が7点でその中には曽我蕭白の《雲龍図》が含まれています。前期は39点、後期は37点の出品です。
展覧会の公式HP http://www.nagoya-boston.or.jp/boston-nippon/
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