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2012年5月24日 (木)

千葉県の美術館を訪ねる④DIC川村記念美術館

 川村美術館(佐倉市)はロケーション・コレクション・建築それぞれが優れて三拍子そろった美術館です。現在の社名はDICですが、旧社名・大日本インキ化学工業(株)の時代に蒐集したコレクションを中心にして1980年に総合研究所敷地内にオープンしました。

 美術館は約3万坪の広大な庭園の中にあります。この時期は庭園の緑が美しく、美術館のは燃えるような緑に包まれていました。内部の構造や照明もみごとで随所に心に残る空間がありました。

 コレクション展には約60点の作品が出品されています。ここのコレクションは幅が広く、17世紀のレンブラントから始まって、印象派、シュルレアリスム、20世紀の絵画、近世から現代の日本美術まで多彩です。

 レンブラントの《広つば帽を被った男》(1635年)はレンブラント29歳の時の作品です。若いときの作品ですが、光と影の描写、ひげや衣装の質感の描写を見るとまさにレンブラントでみごとです。この作品1点だけは独立したコーナーにあります。日本ではほとんどないレンブラントの貴重な油彩画です。

 コレクションのうち、人気のあるのは「ロスコ・ルーム」です。マーク・ロスコ(1903-1970)の《シーグラム壁画》と呼ばれる30点のうちの7点です。赤茶色に塗り込められた7枚の壁画が1室の壁面を埋めています。照明をやや落としたこの部屋の中に身を置くと、目の奥から心の奥まで赤色に塗り込められるような不思議な感じになります。

 19世紀末から20世紀初頭にかけては、ルノアール、マティス、ピカソ、ブラック、シャガールなど。

 現代ではフランク・ステラ(1936年-)の大型作品9点は初めて見ましたが、近年の作品は巨大な立体作品で圧倒されます。

現在開催中の企画展は「フラワースケープ 画家たちと旅する花の世界」です。
展示室はコレクション展に続いています。

 全体は9部に分かれ、1の画家たちの花園から9の有元利夫:天空に花びら舞う まで約90点あります。 モネ、ルソー、ルノワール、ウォーホールなどをはじめ数多くの画家の描いた花の絵が次々と展開されます。

 コレクション展を見た後ですから、かなりのボリュームだと感じましたが、美しい花の表現が疲れを忘れさせてくれます。

 絵を見た後は散策路を歩いて心地よい汗をかきました。

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         入り口                    アプローチ

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                 美術館玄関

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        散策路                       池

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                                   スイレンの池

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公式サイト http://kawamura-museum.dic.co.jp/


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