渡辺崋山について学ぶ:田原市美術館
渡辺崋山は江戸末期の田原藩の家老であり、政治家、画家、儒学者・蘭学者として知られています。画業では谷文晃など、儒学では佐藤一斎に学んでいます。
田原市博物館では渡辺崋山の生い立ちから自刃するまでの全生涯を紹介する常設展示を行っています。
崋山の画業は特に優れており、特に国宝の《鷹見泉石像》や重文の《佐藤一斎像》などの作品を残しています。西洋画の影響を明らかに示す特徴を示しています。
国宝などの重要な作品や重要な資料はほとんど複製で展示されています。
蛮社の獄により田原に蟄居した崋山は1841(天保12)年に田原の池ノ屋敷で自刃しました。
幕末の偉大な人材の一人であることがよくわかりました。
博物館は田原城址にあります。
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