10周年記念 海の星クリスマス・ファンタジア2011
浜松海の星高校はカトリック系の私学女子高校です。2002年に第1回のクリスマス・ファンタジアを開いて今年で10年目になります。毎年趣向を変えながら聖誕劇を上演しています。
全国でも数少ない演劇コースや県内トップクラスの実力を持つ吹奏楽部のほかダンス部・演劇部・合唱部・放送部・聖歌隊などパフォーマンス系の生徒たちが総結集して毎年すばらしいステージを見せてくれます。
10周年の今年は開演前に吹奏楽部のプレコンサートがありました。せり上がったオーケストラ・ピットでの演奏が終わった後、奈落に沈んで本番の演奏を行いました。
オープニングでは過去9回の公演を映像で振り返るシーンがありました。
今年のステージは例年に比べて舞台装置がほとんどない簡素な構成でした。今年が大震災の年であったことを考慮したのかもしれません。
カーテンコールで、ヨゼフ役の生徒(演劇コース)がみごとなスピーチをしました。震災と原発災害の中で、クリスマス・ファンタジーを続けていいものかどうか思い悩んだこと、被災地の人たちをはじめとする世界中のすべての人とクリスマスの喜びを 分かち合えることなどを朗々と伝えました。滑舌もみごとで感動的なスピーチでした。
これまで10年積み重ねてきたクリスマス・ファンタジーは「学校の文化」として定着しています。
12月23日午後5時10分~ アクトシティ大ホール
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