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2011年11月 3日 (木)

はままつ映画フォーラム

 浜松市内あるいは近郊出身の映画監督など映画関係者が10人集まってのフォーラムでした。浜松市制100周年記念事業の一環です。会場は静岡文化芸大講堂。

 浜松のミニシアター=シネマイーラを経営する榎本さんと、静岡文化芸大の木下千花講師が進行を務めました。

第1部 「ミニシアターの現状と未来」
 映画ジャーナリストの大高宏雄氏と榎本さんの対談。最初に映画産業の現状についての説明がありました。2010年現在日本の映画館のスクリーン数は3412…その82%がシネコンです。1年間に国内で公開された映画は716本、シネコンではそのうち170本程度しか公開されていません。ミニシアターのない県では大半の映画を見ることができません。静岡県には静岡と浜松にミニシアターがありますが、それでも公開された映画は46%でした。

 大高さんからはミニシアターの歴史と意義についてのお話がありました。ミニシアターは観客とのつながりがあるが、シネコンには根っこがない。映画館には観客の様々な反応が充満している空間があり、その空間の中で映画を見ることが大切だという話もありました。

第2部 「昭和を支えた名称たち」
 澤井信一郎監督(雄踏町出身)と木下恵介記念館斎藤館長の対談で進行役は木下講師。
澤井監督の高校時代には浜松に10館前後の映画館があったとか。「野菊の如き君なりき」を見て木下恵介監督に憧れたということでした。映画はせりふであり、せりふはロゴスであること、演技を指導する時は監督の真似をさせるなど、興味深いお話でした。

第3部 「地元出身の映画監督が語る 浜松の魅力とパワー」
 8人の若手映画人の登場です。それぞれ子どものころに見た映画のこと、浜松まつりのこと、変貌する市内の様子などを語り、さらに自分の制作した映画や今後の計画などについて語りました。豊島圭介監督は2010年「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」を公開、
鈴木卓爾監督は2010年「ゲゲゲの女房」を公開、平野勝之監督は現在「監督失格」が全国ロードショー公開中です。

 皆さんの話の中で、監督としての収入で生活できている人はテレビも含めて50人いるこどうかという厳しい状況が紹介されました。

第4部 「とんねるらんでぶー」上映  
 池田千尋監督作品。すべて地元の三ヶ日町で撮影された短編映画です。

 浜松とその近郊からこれだけの映画人が輩出されていることに驚きました。浜松には意外に「映画文化」が根付いているのかもしれません。

 11月19日から27日まで「第10回はままつ映画祭2011」が開かれます。

 第4部の後、「楽隊のうさぎ」映画化プロジェクトの製作発表が行われましたが、要領を得ない始まり方だったので途中で席を立ちました。ここまで3時間以上の長丁場でした。

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