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2011年11月26日 (土)

音楽劇 「詩人の恋」

 加藤健一と畑中洋の二人芝居です。2時間20分の舞台に登場するのはこの二人だけです。

 「詩人の恋」は詩人ハイネの「歌の本」から選んだ16編の詩にシューマンが作曲した連作歌曲です。

 マシュカン教授は元声楽家ですが今はボイストレーナーとして生計を立てています。そこへレッスンを受けにきたのがピアニストのスティーヴンです。教授はスティーヴンに「詩人の恋」全曲を歌いこなすことを課題として与えました。レッスンはギクシャクしながら進んで行きます。

 紆余曲折を経て数ヶ月後にスティーヴンは「詩人の恋」全曲を歌えるようになります。そこに至るまでの二人の魂のぶつかりあいがステージで展開されます。

 このドラマのもう一つの主題はホロコーストです。二人はそれぞれユダヤ人であることを劇中で明らかにします。戦後40年以上過ぎてもユダヤ人であることを忘れられない二人です。

 二人ともピアノと歌唱の演技が要求されます。ピアノが下手だと言われた教授は下手なりに、天才ピアニストと言われたスティーヴンはそれなりにピアノを演奏することが求められます。二人の役者の習練は大変だったことと思います。

 磐田市出身の加藤健一にとって浜松は川一つ越えた’故郷’です。満場のスタンディングオベーションに応えて、「浜松のステージに立つことができてうれしい」と語った加藤健一でした。

 このお芝居は読売演劇大賞のほか毎日舞台芸術賞、紀伊国屋演劇賞など数々の賞を得た名作です。

 浜松演劇鑑賞会の記念すべき第400回公演です。アクトタワー大ホール。

 

 

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