木の文化のまち 掛川を歩く
静岡県西部に位置する掛川市は東海道の主要な宿場町であり、城下町でもあります。合併前の旧掛川市の榛村市長の時代に「木の文化」を大切にする市政が進められ、その流れは現在も引き継がれています。
木造の天守閣:掛川城
天正年間に山内一豊が10年ほど城主を務めました。1854年の安政東海地震で倒壊したまま再建されることはありませんでした。
1994年、篤志家の寄付金を基金にして全国唯一の木造復元天守として再建されました。三層四階の構造です。
㊧:天守閣から東に見える粟ケ岳。雲がなければ富士山が見えます
㊨:手前は市の花フヨウ。中景の建物は掛川西高校の一部。
大日本報徳社
掛川城の近くに二宮尊徳の報徳の教えを広めるための建物群があります。掛川の報徳社は全国の報徳運動の中心です。
龍華院の大猷院霊廟=将軍家光の霊廟
JR掛川駅
㊧:全国の新幹線の駅で唯一の木造駅舎。1933年建造。耐震工事を行うに当たって解体が考えられたが「木の文化」を残すために木造のまま耐震工事を行うことになっています。工事費の一部5000万円を市民からの寄付によってまかなうことにしています。期限は24年3月まで。
㊨:報徳のまち掛川らしく駅前のロータリーには二宮金次郎の銅像が立っています。
まちの風景
㊧:掛川まつりの大獅子の頭。10月7日-9日が祭典です。
㊨:市の花フヨウ 市内のいたる所で咲いています
咲き残ったヒガンバナ
今回のウォーキングは恒例のわくわくハイキング9月15日の予定が雨で流れたために振り替えで行われたものです。
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