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2011年9月20日 (火)

島田章三展:愛知県美術館

 具象画壇を代表する洋画家で今もなお制作を続けている巨匠:島田章三の大回顧展です。

 島田章三は神奈川県横須賀出身。東京芸大専攻科の時に国画会に初出品した《ノイローゼ》が国画賞を受賞して画壇にデビューしました。その後安井賞など数々の賞を受賞。1999年芸術院賞受賞~日本芸術院会員、2004年文化功労者。1966年~1992年愛知県立芸大講師・助教授・教授、2001年~2006年学長。その間1968年に在外研究員としてパリ滞在。
 昨年12月まで愛知芸術文化センター総長、今年3月10日まで横須賀美術館長を歴任。

 今回の回顧展には画家自身が選んだ油彩画76点・デッサン11点・版画20点・陶器7点の計114点が出品されています。21歳の時の作品から、東日本大震災の被災者を追悼する最新作《東北に捧げる十字花》まで島田章三の全画業を展望することができる充実した展覧会になっています。
 島田は「この展覧会が私の自画像です」と語っています。

 島田はパリ滞在中に、ピカソ、マティス、ブラック、レジェなどの作品、特にキュビスムに惹かれますが、西洋の画家の手法をそのまま取り入れるのではなく、「日本人の言葉(造形)で翻訳」して新しいスタイルを確立していきます。

 作品の多くは身近な人間のかたちを描いた作品です。それが〈かたちびと〉です。島田は〈かたちびと〉について、「空間の中の人のかたち、日常の中の人のかたち、〈かたちびと〉を描いていきたい」「僕の作品では、設定された〈場〉に〈かたちびと〉を存在させている。」と述べています。

 キュビスムの影響を受けながらそれを「翻訳」して島田独特のスタイルを確立し、人間を中心に描いた具象画…それが島田の大きな特徴です。

 チラシや公式サイトにアップされている作品で島田の特徴がいくらかわかると思います。

 多くの作品には島田が学芸員と7時間に及ぶインタビューで語った言葉がキャプションとともに掲示されて作品を理解するのにとても参考になりました。

名古屋・栄の愛知県美術館で10月30日までです。

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公式サイト http://www-art.aac.pref.aichi.jp/exhibition/index.html

 

 

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