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2011年7月19日 (火)

「スポーツから読み解くフランス社会」:静岡文化芸大公開講座

 なでしこジャパンの金メダル獲得は大変な快挙で国中が燃えています。18日早朝のテレビ中継の視聴率は3時~5時でフジテレビ11.8、BS1が7.6で合計19.4%。5時からがフジ21.8、BS110.7で合計32.5%でした。3時からの時間帯で5台に1台、5時からになると3台に1台のテレビがなでしこの中継を見ていたことになります。(数字は関東地区)
 夏の朝とは言えまだ暗いうちから女子サッカーの決勝戦を中継するテレビに何千万人もの人が夢中になっていました。

 歴史的な優勝を伝えるマスコミは彼女たちの健闘を称える一方で、女子サッカー界をめぐるマイナスの状況を伝えています。安定した生活ができるだけの定収が得られない選手、不景気になるとクラブを手放してしまう企業、底辺の狭いことなどなど…。日本ではスポーツが文化としてまだまだ市民生活に定着していない状況にあります。

 なでしこジャパンが決勝戦を迎える30数時間前にフランスのスポーツ文化についての講座を聴講しました。講師は静岡文化芸大の溝口紀子准教授です。バルセロナオリンピック柔道52㎏銀メダリスト・文部科学省在外研修生としてフランス留学・アテネオリンピック直後までフランス代表チームコーチ。

 溝口先生はフランスでの生活体験やこれまでの研究成果からフランスのスポーツ文化について次のように語りました。

・フランスにはスポーツ省がある
・スポーツ強化策は国策である
・スポーツが大衆文化として市民生活に根付いている
・サッカーのジダンのように旧植民地や海外領土出身の選手が活躍している。国籍が違っても同じチーム。国籍ではなく教育が国民性を育てるのがフランス。
・外国人の子どもとの養子縁組が2008年には3266人もあった。
・クラブスポーツの人口は①サッカー200万人 ②テニス100万人 ③柔道60万人

日本のスポーツをめぐる状況とは大きな違いがあることがよくわかりました。

日本でスポーツは「文化」として根付いているのでしょうか。

資料としてフランスで最大の発行部数を持つ「レキップ」紙をいただきました。スポーツ紙ですが日本のスポーツ紙のように芸能界のゴシップや社会面の記事はいっさいありません。

溝口先生から「スポーツ文化シンポジウム」へのお誘いがありました。
第1回 8月6日(土)17:30~ 静岡文化芸大で。
パネリストは 玉木正之さん(もっとも信頼できるスポーツライター) 清宮克幸さん(ラグビー界のプリンス。ヤマハ監督)と溝口さんです。

どうぞお出かけください。

【画像をクリックすると大きくなります】

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レキップ紙  2006/10/30

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