浜松まつり中止…その後
例年ならばこの時期はまつり直前で法被姿の人を見かけたり、ラッパの音が聞こえてきたりしてまつりのうきうきしたムードが高まっているのですが…3月18日に中止が決定されてから40日、今年はまつりのムードはいっさいなく「日常の世界」です。
いっさいの行事を中止することになったため、初子の凧も揚がらず、初家のお祝いもありません。
最近の動きです。
1 私の町では中止決定の段階で町民の皆さんからの寄付金はすでにいただいていました。
中止にともなってその寄付金をどうするのか、難問でした。準備段階ですでにかなりの額が支出済みだったので返却はできません。結局支出分を差し引いた残額を来年度に繰り越すことになりました。
2 凧揚げ会場封鎖の話
例年なら凧揚げが行われる5月3~5日は凧揚げ会場を封鎖して厳重に警備するという話を聞きました。中止決定を無視して凧揚げが行われることを警戒してのことだと思います。なんとかして揚げたいという人たちもいるでしょうから…。トラブルがなければいいのですが。
まつり本部からは参加登録自治会長宛に「5月3,4,5日の各町でのまつり行事については重ねて自粛をお願いする」という文書がきています。
3 説明会開催要望
26日付けの静岡新聞によると、凧製造3社が中止理由や経緯を明らかにする説明会の開催をまつり本部会長である鈴木市長に提出したとのことです。 3社は「決定までが短時間で市民の意向が十分に把握されていない」とか、「市民の間に参加辞退の声はそれほど多くなかった」と話しているとのこと。 関連業者としては死活問題でしょう。
中止決定の3月18日は大震災から1週間、そして19日から多くの自治会、凧揚げ会がいっせいにまつりに向けての行動を開始する前日という絶妙のタイミングで行われました。いずれにしても非常に厳しく、難しい決断を迫られて市長も大変だったことと思います。
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