史上最大規模の地震は東海地震ではなかった
駿河湾地震がいつ発生しても不思議ではないという石橋説が発表されたのは1976年のことでした。35年前のことです。衝撃的な学説発表以来、静岡県では全国各県に先立って地震対策を懸命に進めてきました。その間に阪神・淡路大震災など各地で大きな地震災害が発生しています。石橋説から30年以上が経過して静岡付近では大規模な地震が発生していないこともあり、県民の間には「油断」する傾向が年々強くなっていたところです。
浜松では今日14時46分の地震発生時、震度3が観測されました。わが家ではなにか揺れているかなという程度で物が落ちてくるなどということはまったくありませんでした。猫のレーチェは異常を感じたらしく、揺れが収まってから家族のそばにずっと寄り添っていました。
各社のテレビで報道されるすさまじい状況に驚くばかりです。最初の地震以後も100回異常の余震が続き、最大震度は震度5強です。テレビ画面で見た津波の恐ろしさは想像を絶します。実態把握が進むにつれてこれまでにない大変な被害が次第にわかってくるものと思います。
マグニチュード8.8というこれまで聞いたこともない巨大なエネルギーの地震です。阪神の百数十倍のエネルギーとか。原因となった断層は800㎞にも及ぶとのことで、震源地も東北沖から房総沖までに及んでいます。
断層の破断がさらに延びてくることがあれば東海地震にもつがるかもしれません。
わが家でも懐中電灯など非常時に必要な物を確認しました。今夜はテレビで情報を確認しながら眠れない夜を過ごすことになりそうです。
東京から帰って来たのが昨日で幸いでした。一日遅かったら…と胸をなでおろしました。
13日にホーム初戦を戦う予定だったジュビロのゲームをはじめJリーグのゲームは今週末すべて中止になりました。サッカーを楽しんでいる状況ではまったくありません。納得です。
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