中学生の旅立ちの日
地域の曳馬中学校の卒業式に住民代表の一人として参列しました。
全校生徒数755人、卒業していく3年生は250人で浜松市内49の中学校の中で生徒数がもっとも多い大規模校です。
東日本大震災の被災者に対し全員で黙祷を捧げたあと式が始まりました。
感動に満ちたすばらしい式でした。校長先生の式辞は20分近い長いものでしたが、その中で、市内で一番大きい学校が一番いい学校になったこと、「チーム曳馬」「一歩前進」の合い言葉のもと学校全体でがんばったこと、市中体連で総合優勝したことなど、生徒たちの活動を賞賛しました。
250人の卒業生が校長先生から一人一人卒業証書を授与されました。
全校生徒が混声合唱で歌った式歌「仰げば尊し」の歌声は体育館いっぱいに響き渡り、女子生徒の中には涙をぬぐいながら歌っている姿も数多く見られました。
式が厳粛な雰囲気の中で終わった後、3年生全員がステージとその前に設置された壇に勢揃いして「旅立ちの日に」を混声合唱で歌いました。一人一人の生徒が口を大きくあけてしっかり歌ったその歌声はみごとでした。「…今 別れの時 飛び立とう 未来信じて はずむ 若い力 信じて この広い この広い 大空に」。涙を流す生徒、生徒の熱唱を聴いている担任の先生方も涙でした。
2時間15分というかなり長い式でしたが、真冬のように冷え込んだ体育館で生徒たちは私語一つなく身だしなみも整っていてさわやかでした。数年前の荒れていた頃とはまったく違った立派な態度で感心しました。
15日には公立高校の合格発表もあり、卒業していった3年生の進路はほぼ決まったものと思います。
義務教育を終えて旅立った250人はこれから自分で選んだ道を自分で歩いていくことになります。大震災と原発事故で危機に瀕しているわが国で将来大きく羽ばたいてくれることを期待したいと思います。
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