グレン・ミラー・オーケストラ 浜松公演
《ムーンライト・セレナーデ》《真珠の首飾り》《茶色の小瓶》…懐かしい曲ですねえ!私の青春時代の思い出がいろいろよみがえってきます。1952年に放送が始まった文化放送の「S盤アワー」をよく聴きました。映画「グレン・ミラー物語」を見たのは1955年だったでしょうか。
グレン・ミラーが英仏海峡で戦死して66年になります。彼の没後もグレン・ミラー楽団は世界中で公演を行っています。日本でも毎年全国各地でコンサートを開いています。
聴き慣れた《ムーンライト・セレナーデ》の懐かしい響きとともに幕が上がりました。第1部は
《茶色の小瓶》《ペンシルバニア 6-5000》《アメリカン・パトロール》など14曲。
第2部は《セントルイス・ブルース・マーチ》に始まり、《ジングルベル》《ホワイト・クリスマス》
《赤鼻のトナカイ》などのクリスマスバージョンに続いて《チャタヌガ・チューチュー》《真珠の首飾り》《ダニー・ボーイ》。
曲によっては男女それぞれのボーカリストのソロや、それに3人のバンドメンが加わった混声コーラスもあります。
バンドの編成はトランペット4・トロンンボーン4+1(指揮者のラリー・オブライエン)・サックス5・ピアノ・ベース・ドラムスの17人です。これはグレン・ミラーが健在であった当時と変わっていません。
熱烈な拍手に応えてのアンコールは3曲。まず《イン・ザ・ムード》。次は…聴衆が待ち望んだ《ムーンライト・セレナーデ》で場内のムードは最高潮に。そして最後は《ビューグル・コール・ラグ》でした。
半世紀以上続いているグレン・ミラー サウンドを十分楽しむことができました。
会場のアクトシティ大ホールはチケット完売で1,2階席は満席。平均年齢は60歳前後という感じで男性が7割。洋楽のコンサートとしては珍しいのではないでしょうか。それぞれ青春時代の懐かしい思い出を胸に抱いての鑑賞でした。休憩時間のロビーでは大勢の人がワインやビールを楽しみながら懐かしい時代の話をしていました。
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