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2010年10月14日 (木)

狂言とオペラ歌手による「マクベス」:あいちトリエンナーレ

 言わずとしれたシェークスピアの名作です。今回の「マクベス」は’誰も見たことのない「マクベス」’です。

 出演する役者は狂言の役者とオペラ歌手です。音楽はパイプオルガンと和太鼓です。マクベス、マクダフ、ダンカンなどの登場人物はいずれも侍で名前も武士としての名前で呼ばれています。したがって、このお芝居には’マクベス’も’マクダフ’も登場しません。

 ストーリーはほぼ「マクベス」をなぞっています。野望の流れに手を染めて自分が仕えていた主君や仲間を次々と殺していく’マクベス’。’マクベス’をそそのかした夫人は心の呵責に耐えかねて自害します。’マクベス’も最後は仇をとられて命を落とすことになります。

 ’マクベス’をはじめ狂言役者はすごい声量でみごとな滑舌。1000人以上を収容する愛知芸術文化センターのコンサートホールに響きわたります。夫人を演じた土田聡子はソプラノ歌手です。’魔女’は3人のバリトン歌手です。

 東西文化の融合を目指すシェイクスピアシリーズは今回で終わりです。迫力のある和太鼓とパイプオルガンの組み合わせに違和感はありませんでした。

 ’マクベス’の佐藤融は’バンクォー’の佐藤友彦の息子で、親子の共演です。

 翻案・演出の関根勝は早稲田大学の教授。観世流シテ方の生まれ。在英25年。東西文化の融合を目指すプロジェクトを立ち上げてこれまでに「ハムレット」「リア王」「オセロ」など5作品を上演しています。

 今回の公演はあいちトリエンナーレ2010の祝祭ウィーク共催事業として行われたものです。今日14日は京都、26-28は東京公演です。東京では能楽堂での公演ということで、パイプオルガンがなく和太鼓だけの演奏になります。

 会場の愛知県芸術劇場コンサートホールは開場前から長蛇の列で大にぎわいでした。
カーテンコールが数分間続きました。

 

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