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2010年9月12日 (日)

「林の中のナポリ」:劇団民藝

 ’林の中のナポリ’は避暑地の高原にあるペンションです。夏場はそこそこ客があっても冬になると客足が途絶える静かな宿。その宿に70を過ぎたかの子(樫山文枝)が客としてやってきます。かの子と、宿を経営する夫婦(伊藤孝雄・日色ともゑ)と離婚して戻ってきた娘の4人の会話でお芝居は進行します。

 老人ホームに入居する寸前に逃げるようにして旅に出たかの子は一週間が過ぎても宿から去ろうとしません。その間に宿の亭主信一(と言っても客から気味悪がられるの人前に出ないようにと妻に言われている)とかの子は信一が30年前にストックホルムで起こした人身事故で偶然つながりがあることがわかったり、娘が別れた男と再婚することになったり…いくつかのエピソードはあるのですが、波瀾万丈の出来事もなく舞台は淡々と進みます。

 70を過ぎて新しい人生を送りたいというかの子に刺激されてそれぞれが自分の人生を振り返り、新しい生き方を考えようとします。かの子はイプセンの「人形の家」を語ります。

 脚本の山田太一は強いメッセージではなく、日常の会話と時にはユーモラスな俳優の演技で観る人に自分の生き方を考える契機を与えてくれます。

 私も笑いながらお芝居を観て、さて自分の生きてきた道とこれからの道はどうなのかと考えました。これまでの生き方でいい。これからも変えないでいいというのがとりあえずの結論です。

 久しぶりで民藝のトップ俳優を観ました。伊藤孝雄73歳、樫山文枝と日色ともゑは共に69歳です。老婦人や老夫婦の役がお似合いの年齢になっていました。それだけに安心して観ていることができました。

浜松演劇鑑賞会 第391会例会 アクトシティ大ホール

 

 

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