新緑の金沢を訪ねて②県立美術館・兼六園・武家屋敷・ひがし茶屋街など
29・30の二日間雨は降らなかったのですが曇っていてお日様は一度も姿を見せず。ということで朝晩は少々肌寒い金沢でした。
29日は金沢21世紀美術館から県立美術館へ。館内の多くの展示室では日展開催中でしたが、わが一行は野々村仁清の名作を観るために常設展示室へ。
ほぼ等身大の雉です。上下二つに分かれ、ふたには4個の煙出しの穴があります。絵の具と金彩で羽根などを美しく飾ったみごとな作品です。長い尾を焼くのはかなり難しかったのではないでしょうか。
茶道美術名品展が開かれていたので、国の重文を含む数々の香合や茶碗をはじめとする茶道具にお目にかかることができました。
兼六園=文化財指定庭園特別名勝
カキツバタが咲き始めていました。 霞が池のことじ灯籠
兼六園から見た卯辰山 茶店でいただいたお団子
武家屋敷
鞍月用水に沿って武家屋敷へ この道の一つ東は百万石通りです
野村家 当時のままではなく移築されたものです。加賀藩の1200石の名家
ひがし茶屋街
石畳の両側に紅殻格子のお茶屋が並んでいます。今でも7軒が茶屋の営業をしています。金沢の芸者衆51人のうち3分の1の17人がこのひがし茶屋街にいるとか。5,6人でお店にあがって一人25000円程度だそうです。
通りを歩くと今にも三味線の音色が聞こえ、おしろいのにおいがしてきそうな感じです。
客間は二階 客はこの部屋の床の間を背にして座ります。手前に芸者衆
金沢は町のそこかしこに加賀友禅、漆器、金箔、九谷焼、和菓子、和楽器などの店があり、足を止めていると時間の過ぎるのを忘れてしまいます。金沢を楽しむにはゆったりと気の向くままに歩くのがいいかもしれません。
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