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2010年5月25日 (火)

映画「エデンの東」・・初公開の時の印象のまま

 「エデンの東」を映画館で観たのは久しぶりのことです。今年になってBSテレビで放映されたのを観たことはあったのですが・・。

 1955年の公開です。私が最初に観たのはその年です。ジェームズ・ディーンの演技とあの美しいメロディーに感動したのを今でもよく覚えています。

 父親の愛に飢えた主人公キャル。父親との確執。まじめで優等生の双子の兄アーロンから罵られるキャル。父を捨てた母との出会い。兄の恋人アブラと互いに惹かれていくキャル。

 すねて、ひねくれて、奔放に行動するキャルを演じたジェームズ・ディーンが両手をズボンのポケットにつっこみ、上目遣いで人の顔を見る演技はまさに’キャル’そのもの。当時の私は、直情径行で感情のおもむくままに行動するキャルに、自分にはないもの、自分ではできないことを求めて共感したのではないかと思います。

 この映画の中でもっとも悲劇的な人物は兄のアーロンではないかと思います。母親の秘密を知って大きなショックを受けた彼は軍隊に志願して列車に乗り込みます。「良くできた息子」アーロンを好きになれなかった私は、彼の乗った列車を冷ややかに見送りました。

 父の臨終の場でキャルは父が自分を愛していたことを知って映画は終わります。キャルは救われますが・・アーロンは?

 菜の花畑や観覧車のシーンなどであの名曲が流れるとそれだけで涙腺がゆるんできます。

 今日観た「エデンの東」は半世紀以上前に観た時の印象のままでした。キャベツが腐るシーン、父に誕生祝いの5千ドルを受け取ってもらえなかったキャルが号泣しながら父親にしがみつくシーン、観覧車のキャルとアブラ・・。いつまでも忘れられないシーンです。

 この映画はまさに「わが青春の1ページ」です。

 ジェームズ・ディーンは初めて主役を務めたこの映画の公開時に24歳。そして・・その年に交通事故で亡くなりました。愛車のポルシェ運転中に対向車が飛び出して来て事故死。

 彼が出演した主な映画は他に「理由なき反抗」と「ジャイアンツ」(準主役)。

 1950年代の若者の反抗をみごとに表現した彼の死は当時の若者に大きな衝撃を与えました。私もその一人でした。

午前10時劇場 TOHOシネマ浜松 午前10時から 28日(金)まで

今日(25日火曜日)は50人以上の入場者で賑わっていました。

 

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