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2010年4月30日 (金)

チュニジア世界遺産 古代カルタゴとローマ展 ~きらめく地中海文明の至宝」

 古くて小さい浜松市美術館では大規模な企画展は開催できません。今回の企画展は規模は大きくないものの全国でもこれまでにあまり例がないユニークな企画で興味深く見ることができました。出品点数約160点の9割が本邦初公開ということです。

 ‘カルタゴ‘は世界史の教科書で西暦紀元前後に必ず登場する名前です。北アフリカの地中海岸にフェニキア人が建国しました。地中海の舟運と交易で発展し、栄華を極めました。
やがて台頭してきたローマと争った三次にわたるポエニ戦争で敗れ消滅します。それから100年・・カルタゴはローマの植民都市として再び栄華の時代を迎えます。

 この展覧会では、前半でポエニ戦争に敗れる前の紀元前の時代の出土品が展示されています。日本では縄文時代の終期にあたる時代ですが、出品作品を見ると彫刻・宝飾品・武具などいずれも高度な技術で制作されたみごとな作品で圧倒されます。地中海岸の中央に位置するカルタゴはエジプトやギリシアの文明の影響を色濃く受けていることがよくわかります。

 後半ではローマの植民都市として栄えたカルタゴの生み出したローマ文化とカルタゴ文化の融合した独自の文化を見ることができます。ヴィーナス像やライオン像はその代表的な作品です。
 後半の注目すべき作品はモザイクです。邸宅の床を飾ったモザイクは細かい天然石を寄せ合るせて敷き詰めたものです。特別出品の《地中海の島々と都市》は、536㎝×492㎝もある巨大な作品です。十数点のモザイクは色彩豊かで優美です。

主な出品作品の紹介や、カルタゴ、モザイクなどの解説はオフィシャルサイトでどうぞ。http://www.karutago-roma.jp/top.html

展覧会のチラシです。【画像をクリックすると大きくなります】

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【左】背景のモザイク ㊧バラのつぼみを撒く女性 ㊨水を注ぐ女性
   下部の遺跡はエルジェムの円形闘技場(世界遺産)

【右】 左上:ハンニバル時代の鎧  右上:コイン
   右端:ヴィーナス像 中央:ヴィーナス像頭部 中央左:スフィンクス

 

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