2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« 鶴瓶の名演技に感嘆! 映画「おとうと」 | トップページ | ラファエロとカラヴァッジョ・・「ボルゲーゼ美術館展」 »

2010年3月18日 (木)

空前絶後の「長谷川等伯展」

 没後400年記念のこの展覧会は国内にある等伯のほぼ全ての作品を網羅した史上最大
規模の回顧展です。
 20代から晩年に至るまでの約80点の作品を通じて等伯の全画業が明らかになります。
 
 国宝3件、重文約30件が出品されていますが、国宝の中で《楓図壁貼付》(智積院)の美しさには身震いするほどの感動を覚えました。
 同じく国宝の《松林図屏風》(東京国立博物館)は水墨画の極致とも言える作品です。墨一色で霧の中の松の木々を見事に表現しています。

 初期の20代の作品は出身地の能登を中心とする北陸の寺院に残した仏画です。仏画師であった等伯は30代で都に出ます。当時は狩野派の全盛時代でしたが、等伯はやがて狩野派と力を競うまでの存在になります。

 初期の仏画とはまったく異なるみごとな金碧画、卓越した技術で自然や人物を表現した水墨画・・80点を通じてこれが同じ一人の画家の作品とは思えないほど変化し、発展していたことがわかります。

 高僧や千利休などとの交友を物語る作品もあります。

 桃山時代を代表する等伯の作品がよくもこれだけ集められたものだと思います。日本の美術に関心のある人なら誰でも見たいと思う展覧会です。

 これだけの規模の展覧会でありながら会期はわずか26日間・・残された会期は明日19日から22日までの4日間だけです(この4日間は夜8時まで)。連日大入り満員で終日入場制限が行われています。日によっては2時間待ちのこともあるようです。毎日9時30分オープンです。今日(18日)、私は9時30分に正門から入りましたが、平成館前にはすでに長い列。展示室に入ったのは10時でした。

Simg_8522 Simg_8524
                               入場待ち70分

Simg_8525 Simg_8526 Simg_8527
              国立博物館のツバキ

Simg_8532 Simg_8535
       カンザクラ                  ヒカンザクラ

上野公園のソメイヨソノはまだ1輪も開花していませんでした。

展覧会の公式HP http://www.tohaku400th.jp/  

« 鶴瓶の名演技に感嘆! 映画「おとうと」 | トップページ | ラファエロとカラヴァッジョ・・「ボルゲーゼ美術館展」 »

美術展」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 空前絶後の「長谷川等伯展」:

« 鶴瓶の名演技に感嘆! 映画「おとうと」 | トップページ | ラファエロとカラヴァッジョ・・「ボルゲーゼ美術館展」 »