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2010年3月 4日 (木)

映画:「ライムライト」 チャールズ・チャップリン

 チャップリン晩年の傑作を何十年ぶりかで見ました。今見てもやはり名画です。1952年の制作、日本での公開は1953(昭和28)年でした。

 かつては一世を風靡した道化師カルヴェロは落ちぶれて売れなくなっています。初老のカルヴェロがアパートで自殺を図ったダンサーのテリーを助けるところから映画は始まります。
テリーは命の恩人のカルヴェロを尊敬しやがてそれは愛情に変わります。テリーは愛を告白し、求婚します。
 しかし、カルヴェロは自ら身を引き、アパートを出て行きます。流しの楽師で日銭を稼いでいるカルヴェロと再会したテリーは彼を説得して同じステージに立たせます。観客の万雷の拍手を受けたカルヴェロは舞台から転落し、テリーの踊るのを見ながら息を引き取ります。

 年齢の差を超えた純愛と哀愁が胸を打ちます。この時チャップリン63歳、喜劇役者の名演技が笑いを誘いますが、その裏にそこはかとなく漂うペーソスが感じられます。

 最後の舞台の場面でチャップリンと競演するのはバスター・キートン。無声映画時代の喜劇俳優です。トーキーの時代になって出番の少なくなったかつての名優を登場させたのです。

 テリー役のクレア・ブルームはこの映画でデビューしたバレリーナです。テリーに思いを寄せる作曲家ネヴィルを演じたのはチャップリンの実の息子シドニー・チャップリンです。なかなかいい男です。

 制作・監督・原作・脚本・音楽はすべてチャップリンです。全編を流れる「ライムライト」の音楽もすてきです。

 ’ライムライト’とは電灯が発明される前の舞台照明のことで、「名声」の意味でもあります。

 チャップリンの映画には名せりふが次々と登場しますが、この映画でも名言が見る人の胸に迫ってきます。以下、一部不正確なところがあるかもしれませんが・・。

・人生は恐れなければとても素晴らしいものなんだよ。人生に必要なもの。それは勇気と創造力、少しのお金だ。

・意味を求めたって始まらないよ。人生は欲望だ。意味などどうでもいい。くらげだって生き甲斐はある。

・死と同じように避けられないものがある。それは生きることだ。

・薔薇は美しく咲くのではない。一生懸命咲いているから美しいのだ。

 今なぜこの映画を見たのかというと・・全国の東宝系の映画館25館で2月6日から「午前10時の映画祭」が行われています。1950年代から70年代にかけての名画50本を
毎週1本ずつ午前10時から1週間上映するという企画です。入場料は1000円。
 これからのラインアップは・・エデンの東、ショーシャンクの空に、アラビアのロレンス、ウエスト・サイト物語、ゴッドファーザー、十二人の怒れる男、太陽がいっぱい、第三の男、鉄道員、ニュー・シネマ・パラダイス、ローマの休日・・など(順不同)。
 来年の1月21日まで毎週映画館に通いたくなります。

 静岡県内ではTOHO Cinemas 浜松(ザザシティ)1館です。
「ライムライト」は先週の上映で、今週はチャップリンの「独裁者」を上映中です。

午前10時の映画祭 公式サイト http://asa10.eiga.com/

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