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2009年11月21日 (土)

19世紀のピアノによるコンサート:ショパン ピアノ協奏曲第1番 室内楽版

 浜松市楽器博物館の第94回レクチャーコンサートは第7回浜松国際ピアノコンクール開催記念として行われました。

 「プレイエル・ピアノと弦楽による19世紀の響き」です。
 使用されたピアノは1830年製のプレイエルです。製造番号1556・突き上げ式・78鍵。
 1830年というとショパンがワルシャワからパリに出てくる直前で、今夜演奏されたピアノ協奏曲第1番を作曲した直後になります。ショパン20歳の頃です。
 プレイエルのピアノはショパンがもっとも愛したピアノと言われています。そのピアノを浜松市楽器博物館が所蔵し、展示するだけでなく今もなおコンサートで使用されているのはすばらしいことです。

 ピアノはおなじみの小倉喜久子さんです。
 プログラムはすべてショパンの曲です。  

  「ノクターン」変ホ長調 作品9-2
  ピアノ三重奏曲 ト短調 作品8
    (休憩)
  ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11 ドイツ初版(1833)に基づく「室内楽版」

 アンコールはおなじみの「別れの曲」をピアノ五重奏で演奏しました。

 プレイエルのピアノは現代のピアノに比べるとかなり小ぶりです。音量も小さく響きも少ないのです。ピアノコンクールで使用されているピアノの大音量・大きな響きと比べるとよくわかります。
 しかし、ショパンの生きた時代のピアノはこのプレイエルです。当時のコンサートはたぶん今夜のコンサートのような雰囲気で行われたのでしょう。大編成のオーケストラや大音量のピアノもない・・ピアノ協奏曲と言っても室内楽風の響きの音楽だったと思われます。

 今夜の演奏はそのような19世紀の響きを再現したものです。小倉喜久子さんの演奏は毎年聴いていますが、今夜もすばらしかったと思います。

 会場では静岡文化芸大の平野先生や小岩先生のお顔もお見受けしました。この演奏会は大学と楽器博物館の共同企画によって実現したものです。演奏に先立って小岩先生のプレトークがありましたが私は残念ながら聴くことはできませんでした。

 ピアノコンクールはいよいよ明日から最終の本選です。ファイナリスト6人は韓国4人とロシア・フランスです。日本人0は残念です。
 本選が楽しみです。 

 

 

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