上原ひろみ 初のピアノソロコンサート「Place To Be」
世界を舞台に活躍している上原ひろみの初めてのピアノソロコンサートです。
ステージの中央にピアノが1台。もちろん・・YAMAHAです。
ひそやかに、かわいく、美しい音を紡ぐと思えば、立ち上がって全力で鍵を叩きつけ、鍵だけでなく弦をはじき、押さえ・・強烈な音響で心に迫る音。自由自在にピアノを弾き続ける上原ひろみの演奏に満席の会場が酔っていました。
今回のコンサートは「Place To Be」日本ツアーです。11月に入ってニューヨーク・スペイン・パリ・イスラエルでのコンサートを終えて19日の札幌から日本ツアーが始まっています。「Place To Be」のアルバムは9月にリリースされています。
プログラムはいずれも「Place To Be」から。
・ベルン・ベイビー・ベルン
・BQE/BQE
・シシリアン・ブルー
・シュー・アラ・クレーム など
(休憩15分。調律師が時間いっぱいかけて懸命に調律していました)
・グリーン・ティー・ファーム
・ビバ!ベガス
ショー・シティ、ショー・ガ-ル
デイタイム・イン・ラスベガス
ザ・ギャンブラー など
アンコールに「Place To Be」 =「居場所」という意味です。
浜松で生まれ育った上原ひろみにとって、最高の「居場所」は間違いなく浜松だという思いを込めてこの曲を弾きました。
2時間半に及ぶソロコンサートを全身で全力を絞って弾き終えた彼女は汗びっしょり。まったくハードな演奏です。
前から2列目に6歳からのピアノの先生、その後ろに91歳になる上原ひろみのおじいさん、そして高校時代の担任など。熟年の聴衆も1割以上で他の会場に比べるとかなりおとなしい様子です。彼女のブログを見るとどこの会場でもスタンディングオベーションですが、浜松は最後まで着席のままでした。彼女にとってそういう意味では盛り上がりに欠けるのかもしれませんが、浜松は彼女にとって「最高のホームタウン」で、一番心の安まる町・・というトークでした。
上原ひろみ オフィシャルサイト http://www.hiromiuehara.com/
ブログ http://www.hiromiuehara.com/blog/2009/11/
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