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2009年10月 6日 (火)

秋野不矩・莊司福・・輝きの女性画家二人展

 秋野不矩(1908-2001)と莊司福(1910-2002)はほぼ同時代を生きた女流日本画家です。二人とも西洋画の手法も学び、新しい日本画を生み出しています。莊司の40代の絵には現代絵画の趣もあります。
 秋野は創造美術(現代・創美会)で、莊司は院展で活躍しました。秋野がインドに滞在したのは1962年で、以後はインドを主要な舞台として自然・寺院・廃墟などを描いた大作を制作しています。今回の出品作の中でも《オリッサの寺院》は90歳の時の作品ですが、122.0×705.0という大作です。

 莊司福も1960年代後半からインド、ネパール、エジプトなどを訪ね、着想を得て制作しています。莊司の作品には《とき》《刻》(原生》《相》など時間を表現するものが多く見られます。晩年には山や海などの雄大な自然をみごとな構成と深みのある色遣い、細やかな筆遣いで表現した完成度の高い大作を制作しています。第82回院展出品の《海峡》は87歳の時の作品ですが、158.7×239.5の大作です。

 二人とも80歳を過ぎて次々と大作に取り組んだその気力・体力・制作意欲と衰えない技術に感服です。

出品作品は秋野17点で6点が2㍍超、莊司19点で14点は2㍍を超える大作です。

この美術館の1階展示室ではスリッパを脱いで素足で鑑賞しますが、床に座ってゆっくりと大作を眺めると心が洗われるようなすてきな時間が過ぎてゆきます。

浜松市:秋野不矩美術館 11/8まで

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