感動のオペラ「蝶々夫人」
すばらしいオペラに感動しました。蝶々夫人を演じた大岩千穂の美しい声と歌唱力、演技がみごとでした。‘舞台のために授かった’と言われる声を安心して聴くことができました。ピンカートンの水船柱太郎やスズキの永田直美、シャープレスの牧野正人など静岡県出身の7人の歌手もそれぞれ活躍しました。
簡潔で美しい舞台装置もみごとでした。照明を効果的に使って季節感や蝶々夫人の心情を巧みに表現していました。
実は・・私がこの舞台に立っていたかもしれないと思いながら見ていまいた。夏の終わりのことですが、蝶々夫人の親戚の男性の役でエキストラ出演のお誘いがありました。歌もせりふもありません。稽古日程の関係などで出演することにはなりませんでした。一生に一度のオペラの舞台は夢物語に終わりました。
オーケストラは浜松で唯一のプロオーケストラの浜松フィル、指揮は現田茂夫。
会場は満席でした。県内の著名な方を何人かお見受けしました。作曲家の池辺晋一郎さんも東京から見えていました。
今日の「蝶々夫人」は第24回国民文化祭のシンボルイベントで、静岡県出身の三浦環生誕125周年記念第3回県民オペラとして上演されました。
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