映画「私は猫ストーカー」
題名のとおりひたすら猫を追いかける主人公ハルと、彼女を取り巻くマイペースな人々や猫たちとの関係を描いた映画です。浅生ハルミンの同名のエッセイの映画化です。
監督は磐田出身の鈴木卓爾、42歳。NHKの「中学生日記」の脚本家であり、最近は映画や舞台にも出演しています。20日にこの映画館で監督と原作者の舞台挨拶があったようです。
古書店にアルバイトで勤めているハル(星野真里)は暇さえあれば猫を追いかけてデジカメで撮影しています。東京の谷中・根津・千駄木(ヤネセンというらしい)や西日暮里、不忍池などの路地で撮影された飼い猫や地域猫たちが20匹以上登場します。いずれもその地域で生活している猫です。どの猫も立派な体系です。顔が大きく首は太く・・中にはおなかが地面につきそうな猫もいます。
スマートで脚の長いわが家のレーチェとは違う体系です。体重はレーチェの2倍近くありそうです。
登場する猫の中で唯一のタレントは古書店の飼い猫のチビトムです。さすがに堂々たる風格の猫ですが、ある日ふと家を出てしまいます。
古書店の奥さんも家を出て・・と一応ドラマはあるのですが、劇的な展開はなく淡々と終結部に。かなり眠くなります。
地域猫と仲良くなるテクニックが披露されるなど、猫好きには楽しい映画です、
シネマイーラ(浜松市民映画館) 10月2日まで
シネマイーラHP http://cinemae-ra.jp/
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