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2009年7月20日 (月)

「石山寺の美 展」~観音・紫式部・源氏物語~

 浜松市美術館で18日に始まった特別展です。石山寺は琵琶湖南岸の大津市にある東寺真言宗の寺院です。奈良時代の天平19(747)年に良弁僧正によって開創された古いお寺です。
 「枕草子」「蜻蛉日記」「更級日記」「和泉式部日記」多くの文学作品に登場する寺院として知られています。
 中でも有名なのは紫式部が石山寺に参籠した折りに八月十五日の名月の夜に「源氏物語」の「須磨」「明石」の巻の着想を得たと伝えられていることです。そのことから源氏物語ゆかりの寺として近代に至るまで多くの画家が源氏物語や紫式部の絵を残しています。

 約80点が出品されている中で、国宝2点、重文9点があります。国宝はいずれも墨書で奈良時代の《漢書》古写本と平安時代の《経典》です。
 重文としては、《石山寺縁起》第3巻と第7巻、白鳳時代の《観音菩薩立像》、平安時代の《増長天立像》、江戸時代の伝土佐光起《源氏物語絵巻 末摘花》その他です。

 出品作の半数以上は紫式部と源氏物語に関する作品です。絵巻・画帖・屏風・色紙など様々なスタイルで源氏の世界が描かれています。時代は室町時代から近代の堂本印象に至るまで幅があります。

 紫式部が十五夜に源氏物語の着想を得たとする観月図も数点あります。同じ主題でも表現の方法がいろいろ違うことがわかります。これらの作品から「源氏物語」の世界を楽しむことができます。

 長い歴史を持つ寺院の寺宝を集めた見応えのある展覧会です。8月23日まで。

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