マングローブをたずねて・・ワクワクハイキング
マングローブは熱帯や亜熱帯の河口付近で海水と淡水が混じり合う汽水部にできる森林のことです。特定の樹木のことではありません。
マングローブというと、根がタコの足のように伸びた情景を思い浮かべますが、それはある種の樹木に限って見られるものです。
日本のマングローブの北限は鹿児島県喜入町とされています。静岡県南伊豆町に人工的に栽培しているマングローブがあります。
今日見せていただいたのは、浜松市にある私立オイスカ高校が浜名湖で植裁しているマングローブです。国際NGOの(財)オイスカ・インターナショナルが設立母胎となって1982年に開校しました。寮生活を基本として、環境教育と国際理解教育を根幹に据え、多くの留学生を受け入れて独自の教育を行っています。学校での栽培、山林実習、水質調査、植林や、2年次での東南アジアでの全員研修や植林など環境教育をせ積極的に進めています。
マングローブの植栽も環境教育の一環として1999年から取り組んでいます。これまで10年、苗の流出や枯死など様々な問題に直面しながらなんとかマングローブが成長してきています。この学校のマングローブは「メヒルギ」です。この樹種を選んだのは海外研修で植林していること、浄化作用に優れていて魚類やかに類の宝庫であること、、耐寒性があることなどです。
花芽です。8月に開花します。 胎生種子。地面に落ちて突き刺さり発芽します
今年3回目のワクワクハイキングでした。参加者39名。お弁当餅で10㎞ほど歩きました。
梅雨の中休みの日、強い日差しもなく歩きやすい日でした。
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