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2009年5月28日 (木)

映画「スラムドッグ&ミリオネア」

 今年のアカデミー賞で作品賞・監督賞・脚本賞など8部門を獲得、ゴールデングローブ賞でも作品賞・監督賞など4部門を獲得した映画です。

 これらの賞にふさわしい充実した内容で見応えのある秀作でした。

 スラムドッグは・・インド・ムンバイ(旧・ボンベイ)のスラム街の野良犬という意味、ミリオネアは日本でも みのもんた の司会でおなじみのクイズ番組です。

 スラムで育った18歳の青年ジャマールがミリオネアの難問に挑戦して、次々と正解していきます。映画を見ている人で正解できる人は極めて少ないだろうと思われる難問の連続です。その難問になぜジャマールが正解できていくのか。その答えはクイズの進行に合わせてフラッシュバックで展開されるジャマールの幼少時代からの実体験シーンの中にあります。

 ストーリーはマジャールが警察の取調室で厳しく尋問され、電気ショックなどの拷問を受けるところから始まります。ミリオネアで正解を続け、後1問を残して番組の収録が終わります。ステージを出たところでジャマールは逮捕されたのです。司会者の陰謀でした。

 尋問が続く取調室ではテレビでミリオネアの映像が映しだされています。その画面を見ながらマジャールは正解につながる体験を語ります。それを聞いた取調官はマジャールの体験談を信じて釈放し、マジャールは最後の1問を残したミリオネアに出場できることになります。

 スラム街育ちで電話局のアルバイトをしているマジャールがミリオネアに出場したのはなぜでしょうか。それは・・消息不明になっている女性ラティカがどこかで自分が出ているその番組を見ていてくれることを信じていたからです。

 幼年期に運命的な出会いをしたマジャールとテティカとの波乱に満ちた再会はこの映画の最大のポイントです。

 巨大都市ムンバイのスラム街のあらゆる犯罪と汚辱に満ちた情景、母も兄も殺されて孤独に生きるマジャールが命をかけて探し求めるラティカとの純愛、最後の1問を迎えたクイズミリオネア。

 快適なテンポで展開されるドラマ、インド社会の底辺を忠実に描いた迫力のある画面、純粋な愛情を感動的に表現した演出と主役二人の演技・・最後の1問に正解できるかどうか・・緊迫した画面が続きます。

 そして、映画の冒頭に投げかけられた全体を貫く問題の答えが明らかになります。
問題は4択です。①ズルをしたから ②幸運だったから ③天才だったから ④それが運命だったから

 ミリオネアの最高賞金は2000万ルピー・・日本円にして4400万円(5/28の相場)という巨額です。

 ムンバイでの迫力のあるロケ、スリルと感動の連続で眠気を感じることがまったくない2時間でした。

 ラスト、苦難を乗り越えて再会したラティカはジャマールに’kiss me'と優しく語りかけます。ジャマールとラティカが駅のホームで楽しく踊りまくるシーンも印象に残ります。

 ロードショーが始まってすでに6週目。そろそろ上映も終わりになりそうということで見てきました。
 イギリスのプロダクションがインドで製作した映画=ボリウッドです。

映画のHP http://slumdog.gyao.jp/

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