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2008年10月24日 (金)

映画「宮廷画家ゴヤは見た」

 フランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)はスペイン最大の画家です。カルロス4世の宮廷画家という画家としての最高の地位につきました。そのゴヤの目を通して、ゴヤの絵のモデルとなった二人の人物を中心として、愛・信仰・人の生き方・政治など、18世紀末から19世紀にかけてのスペインの様相を劇的に描いています。

 清らかで実に美しい商家の娘イネスはある時豚肉を食べなかったことを告白したことから異端審問でユダヤ教徒とされて監禁され拷問を受けます。その監禁は15年に及びます。その間にイネスは子どもを産みますが出産後間もなくその子はイネスから離されていずれかへ。

 その子の父親は神父のロレンソ・・ゴヤの絵のモデルの一人です。監禁中のイネスを訪ねたロレンソは欲望に負けてイネスを抱いたのでした。

 イネスが監禁されている間にスペインはナポレオンの支配下に入り、抜け目なくうまく立ち回るロレンソは要職につきます。

 ようやく解放されたイネスはかつての美貌は見る影もなく醜く汚い姿を現します。そして・・生き別れになった娘アリシアを必死で探します。長年の監禁と拷問で精神に異常をきたしたイネスが自分を犯したロレンソに強い想いを抱いているのが胸を打ちます。

 ゴヤは傍観者の立場で「見て」います。そういう意味では主人公ではありません。イネスとロレンソを中心として激動の時代のスペインに生きた人々の様相を重い感じで描いています。

 画面に登場するゴヤの作品:《カルロス4世の家族》《マドリード、1803年5月3日》
 《我が子を食らうサトゥルヌス》《砂に埋もれる犬》《魔女の夜宴》など多数あります。
 ゴヤの制作過程が一部わかるようなシーンもあります。
 宮廷画家でありながら、多くの絵で社会の真実を描いています。

この映画(アメリカ映画)は全編スペインでロケされたということです。

イネスを演じたナタリー・ポートマンがみごとでした。

TOHO Cinemas サンストリート浜北 午前10時50分からの1日1回上映。入場者20人                                   上映は今日24日までです。

公式HP http://www.goya-mita.com/

 

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