日本を代表する名園・・摩訶耶寺と大福寺
バスで浜名湖を一周するツアーに参加しました。案内人は民俗学の八木洋行先生です。
弁天島から新居、湖西を経て三ヶ日へ。摩訶耶寺は真言宗のお寺で奈良時代に行基が開創したという歴史のある寺です。庭園は鎌倉時代初期の1240年頃に作庭されたものです。京都の苔寺に次いで古い庭園とされています。
アメリカの日本庭園専門誌が選んだ日本庭園ランキングで堂々の5位(1位は足立美術館の庭園=島根県)にランクされたことのある名園です。9日の新聞で08年度のランキングが報じられています。足立美術館は6年連続で1位。2位は桂離宮。摩訶耶寺は10位でしたが、お寺の庭園としてはトップです。
池・築山・石組みのハーモニーで精神的な世界を構築する中世庭園の特色がよく出ています。室町、江戸以降の近世庭園は人工的な植木の植栽が大きな要素になっていますが、この庭園では一つ一つの石が大きな意味を持っています。
大福寺
875年の開創で1209年に現在地に移転。真言宗。浄土苑と称する庭園は室町時代の作庭と考えられています。観賞式兼回遊式庭園です。摩訶耶寺の庭園と見比べてくだ
さい。
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