映画「グーグーだって猫である」
漫画家大島弓子の自伝的漫画を映画化したものです。13年余一緒に暮らしたサバが亡くなって創作意欲を無くした麻子はアメリカンショートヘアのグーグーと出会います。毛が渦巻き状に巻いているかわいい子猫ちゃんです。幸せな生活が戻って漫画の制作も進み、恋もします。ところが・・卵巣がんで入院・手術。
サバは冒頭と終わりの回想シーンで登場します。グーグーは全編を通じて随所に現れます。ネコはイヌと違って人の指示に従いません。演技もしません。役者と一緒に登場する画面では思うようにならないネコちゃんにスタッフは苦労したことと思われます。ネコが単独で登場する場面をつないで見せているところもあります。
麻子とグーグーの生活が主題かと思いきや、漫画制作のスタッフや周辺の人物にかかわるいろいろなエピソードが次々と出てきて展開は散漫になります。
ネコの好きな人としては見たくなる映画でしょうが、サバもグーグーもすごくかわいいという訳ではありません。自分の家のネコの方がわいいと思う人が多いのではないでしょうか。そうですよねぇ、わが家のレーチェさま。
小泉今日子と上野樹里(最近充実しています)が好演です。先日解散した平川地一丁目の林直次郎(弟の方)がかなり重要な役で登場していい感じです。歌も歌います。
TOHOシネマズ サンストリート浜北 172席で観客は30人弱でした。
16:20 19:05 21:45の3回上映です。
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