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2008年7月 9日 (水)

プレイエル製ピアノで聴くショパン

 今日は静岡文化芸大教授平野昭先生による シリーズ「音楽探訪」の最終回でした。全5回のうち第3回と4回は残念ながら欠席でした。

 「ロマン主義音楽の変遷~モーツァルトからショパンまで」の最終回のテーマは「ショパン&リスト:ヴィルトゥオーソの時代」でした。
 平野先生から、ショパンの「12のエチュード Op.10とOp.25」について詳細な説明があり、Op.10の中の《別れの曲》《黒鍵のエチュード》《革命のエチュード》をCDで聴きました。さらに「24のプレリュード Op.28」から《雨だれ》を聴いたところで予定の60分が過ぎて・・リストについてはCDを聴くこともできなくて残念でした。

 短い休憩の後いよいよ小倉喜久子さんによる演奏です。前回の予告ではリストの「《メフィスト・ワルツ第1番》‘村の居酒屋での踊り’S.514」を演奏することになっていたようですが・・今日の演奏で使用するプレイエル製(1830年頃)では高音部の鍵盤が足りなくて演奏できないため、急遽曲目を変えたとのことでした。

演奏曲目
 F.F.ショパン
  1 幻想即興曲 嬰ハ短調
  2 ノクターン 嬰ハ短調
  3 アンダンテ・アスピナートと華麗なる大ポロネーズ

ピアノ 1830年頃製作のプレイエル製ピアノ(浜松市楽器博物館所蔵)
     ショパンが生涯愛した楽器として有名です。

 古楽のピアノによる演奏の第一人者である小倉喜久子さんの演奏は今日も見事でした。ショパンが愛したプレイエルのピアノは170年以上も前のものですが、すばらしい音でショパンが生きた時代の音を再現してくれました。聴衆200人に満たない小ホールですからどこにいても目の前で演奏されるショパンの音楽が体にしみこむように聞こえてきます。
 演奏が終わった後、平野先生が「後ろで見ていて鍵盤のすべてを使うことがよくわかった」とおっしゃっていました。当時の作曲家はピアノの発展に合わせて作曲したので、鍵盤が増えるとそれに合わせて音域が広がったということです。
 今日のプレイエルは6オクターブで、ショパンの3曲はそのすべてを使って演奏されました。

 浜松市楽器博物館が所有する18世紀以後のピアノは現在も演奏が可能な状態で保存されています。作曲家が生きた時代のピアノで、その当時の音で演奏を聴くことができるのは幸せです。

【画像は携帯によるものです。クリックすると大きくなります】

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現代のピアノに比べるとかなり小さい              プレイエルのプレートです

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