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2008年7月10日 (木)

演劇「明石原人」

 1931年に‘明石原人’を発見したとされる在野の考古学者:直良信夫夫妻を描いたドラマです。
 信夫は小学校時代の恩師で11歳も年上の音と結婚します。定職に就かず化石を掘るのに夢中で生計は女学校教師の妻にまかせきりです。
 明石の海岸で旧石器時代のものと思われる人骨を発見して大ニュースになります。しかし・・学歴のない直良の発見は認められません。

 直良や相沢忠洋(日本で初めて旧石器の遺跡を発見した)など在野の研究者の実績を認めない考古学会の閉鎖的な体質や、師弟の間柄などの人間関係が真理の追究を妨げている実態も描かれます。

 考古学一筋に歩む夫を励ましながら支える妻を日色ともえが好演しています。発掘された人骨を一時預かって鑑定した東大助教授を伊藤孝雄が演じていますが、年をとりましたねー。斬新な舞台装置が効果的でした。

 ‘明石原人’の骨は1945年の空襲で焼けて灰になってしまいました。その後の研究でその人骨は‘原人’のものではなく、‘現代人’のものである可能性が強いと言われています。

 直良信夫は後年早稲田大学教授(古生物学)を務めました。

 久しぶりに夜の部の公演を見ましたが、客席はかなり空いていました。昼間に比べて若干年齢層は若いと見受けられました。通常の公演はマチネー3夜2です。演劇鑑賞会の会員の大半が高齢者ということでマチネー中心の公演になっています。

原作は直良三樹子(信夫の長女)著:『見果てぬ夢「明石原人」-一考古学者直良信夫の生涯-』です。

劇団民芸「明石原人  ある夫婦の物語」 2008.7.10 浜松アクトシティ大ホール 

 

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