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2008年6月15日 (日)

映画「落穂拾い」

 アニエス・ヴァルダ監督の「落穂拾い」をDVDで見ました。アニエス・ヴァルダはベルギー生まれの女流監督で今年80歳を迎えています。
 この映画を見るきっかけになったのは、大学の聴講生の仲間と山梨県立美術館へ行った時にミレーの《落穂拾い》を見たこと、そして美術館の特別展に合わせてこの映画の上映が企画されていることを知ったことです。
 仲間からDVDを借りて見ました。

 監督のヴァルダはパリの街を歩いていて道ばたに落ちている物を拾い集めている人を見てこの映画の着想を得たということです。そして、そういう人を見ているうちに連想したのがミレーの「落穂拾い」です。
 映画の中では様々な場所で様々な物を拾い集める人が登場しますs。ミレーの名画のように農場でブドウ、ジャガイモなどの農産物を拾う人。市場で拾う人、ゴミ処理場で拾う人・・生活のために拾う人もいればそうでない人もいます。拾った材料で‘立体アート’を制作する人もいます。

 ヴァルダはそれらの情景を演出することなく自然に、リアルに撮影しています。飽食の時代の飢餓や貧困とか、貧富の格差などという主張を声高にしている訳でもありません。自分の皺だらけの手や白髪を映しながら自分の生きてきた人生を振り返ったりしています。

 オルセー美術館でもロケが行われてミレーの《落穂拾い》も登場します。
 優れたドキュメンタリー映画として、2000年ヨーロッパ映画祭最優秀ドキュメンタリー賞など10の賞を受けています。
 
 ‘物を拾う’という一つの行為から人それぞれの生き方、考え方など様々なことを考えさせてくれる映画です。《落穂拾い》という1枚の名画からいろいろな世界が広がっていきます。

 2000年制作。82分。この映画の鑑賞はDVDで。

映画の公式HP http://www.zaziefilms.com/lineup/ochibo_hiroi/index2.html

  

 

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